㈱帯建工業 4月安全朝礼資料
令和8年4月2日(木)
開 会
おはようございます。皆さんもニュースで見ていると思いますが、イランをはじめとする中東の緊張が非常に高まっています。これは決して遠い国の出来事では無く、燃料費の上昇、建設資材の高騰、(アスファルト、シンナー等はもうすでに手に入らなくなって来ているそうです)これらは、私たちの現場にも直結する大きな問題です。聞いた話なので正確ではありませんが、運送業も令和10年までに8~10%程度の値上げが確定しているようです。自分たちの努力だけでは変えられない外部環境ですが、ただ手をこまねいていても現状は改善できませんので当社として出来ることをやっていこうと思います。
僕は、トヨタ自動車の経営理念がとても好きなので一部を紹介させていただきます。
*「徹底的に無駄を省けば、付加価値が高まる」
資材が高騰し、手に入りにくい今、私たちにできることは、現場に転がっている「ムダ」を一つひとつ拾い上げ、知恵を使って改善していくことです。
「この工程、もっとスムーズにできないか?」「この資材、もっと大切に扱えないか?」
世界情勢は変えられませんが、「今日の現場の効率」は私たちの手で変えられます。
*「動く」ではなく「働く」:ニンベンの付いた仕事
トヨタには、『動く』と『働く』は違うという言葉があります。(僕が1番好きな言葉です)
「動く」➡決められた通りに体を動かし、ただ時間を過ごすこと。これは機械でもできることです。
「働く」➡自分の知恵を絞り、ムダを省き、現場を少しでも良くしようという意志を込めること。
私は皆さんに、ただ時間を切り売りして「動く」人では無く、一人ひとりがプロとして、自分の現場・作業に「知恵」という価値を付け加える「働く人」であってもらいたいと思っています。
*「知恵は万人にあり」
資材がない、高い、と嘆くだけでは現状は変わりません。トヨタでは『知恵が出ないなら、汗をかけ。汗も出ないなら、静かに去れ』という厳しい言葉もありますが、裏を返せば、『現場の皆さんの知恵こそが、この苦境を救う唯一の手段』だという考えです。一人ひとりが、自分の作業にあと一つだけ工夫を加えてみてください。
*「自前主義」
誰かが環境を変えてくれるのを待つのではなく、まずは自分の手で、自分の目の前にある現場を変えていく。できない理由を探す前に、まずは「自分たちでやってみる(試行錯誤する)」。
この「現地現物」で自ら動く主体性こそが、今の厳しい状況を打破する唯一の鍵になります。
トヨタ自動車には他にもたくさんの学ぶべき思想があるので時間のある時に見てもらえばと思います。(仕事に対する考え方が変わるかもしれません)
「頑張って長く会社にいたから評価される」という古い考えを、「どれだけ知恵を出して効率化したか」「どれだけの施工をできているか」という方向に。会社が皆さんに払っている給与は、単に拘束された「時間」に対するものではありません。皆さんが持つ「技術」と、現場を改善しようとする「能力」に対して対価を払っています。
「モノづくりは人づくり」です。(これもトヨタの言葉ですが)
資材が高騰し、手に入りにくい今こそ、皆さんの「現場力」を見せる時です。一人ひとりがプロとして知恵を出し、価値を生み出す「働き」をしていきましょう。
1日10㎡を達成するために(より良い待遇で働くために)
例 1,000㎡の現場があったとします。
拾い 120㎡/日(資材まで) = 8.3人工
加工 60㎡/日(セパも含む) =16.6人工
取付 25㎡/日(まとめまで) =40人工
解体 35㎡/日(釘抜まで) =28.5人工
片付け 150㎡/日(鋼管・ベニヤ等) =6.6人工
これでやっと10㎡/日です
良い現場、悪い現場があって当然ですが、
このくらいを目標に自分の日々の振り返りをしてみてください。
材料代も加工が多い、デッキを使った等、もろもろ条件が違うので多いのか、少ないのかも正確にはわかりませんが、今年は去年の3倍程度の材料費となりそうです。
型枠で売り上げを上げていこう(給与)と思ったらやはり転用する。
出来るだけ加工を減らすのが1番の近道です。
現場で付けやすいのは分かりますが、加工手間・材料費が倍になると
どんなに頑張っても現場での取り返しは不可能となります。
目標値なので絶対に出来ないとならないわけではありませんが、
日々、目標をもって作業しましょう!!
皆さんの能力が上がり、現場の価値が高まれば、
それは必ず給与や賞与という形で皆さんに還元します。
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